2008/06/30

フィデリオ@チューリヒオペラ




チューリヒ空港に着いた。機内で外の温度は27度という。スイスは涼しいというイメージは崩れ去り、暑かった。というか、日差しが強く、肌に痛い感じ。ユーロ2008の関係か、入国審査が厳しい。飛行機を降りるときにパスポートを見せる必要があり、さらに入国審査があった。無論、赤い日本のパスポートはフリーパスなのだが、前にナイジェリアの親子がいて、時間が無駄にかかる。空港につき、スイスフランをキャッシュディスペンサーから出すとき、100フランにしたら100フラン札一枚出てきて、これじゃ切符の自動販売機に使えない。中央駅までの切符売り場は長蛇の列、しばらくならんだが、よく見ると自動販売機はクレジットカードが使えることに気づき、購入して中央駅へ、すぐにホテルに行き、荷物を置きトラムに乗ると、そのままオペラハウスまでたどり着くものだった。そのままのり、オペラハウスにたどり着いても、チケット売り場は閉まったまま、しょうがなくオペラハウスに入り、鍵係の女性に説明すると、チケットを確認してもらい、Erster Rangの一番舞台よりの部屋に入れてもらうことが出来た。既に第二幕後半レオノーレとフロレスタンは再会したあと まあ、全く無駄にするよりは良かった。指揮者はミンコフスキーかと思っていたら、別の指揮者だった。配役表もすでに夜のリナルドのものがはってあり、良くわからないままに最後まで聞く。チューリヒオペラデビューは、ほろ苦いモノになったが、こじんまりとした劇場に、最上の音楽が響く様は、心地よい空間であることを実感する。終演後、鍵番の女性がインターネット予約していたチケットを持ってきてくれた。もしかしたら、原田さんのなじみの人かと思い、質問してみたら、最初何行っているのかわからなかったようだが、思い出したように、いつもポスターをお願いする日本人ですよというと、あああの人ねという笑みを浮かべていた

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