2008/06/27

V&A


この馬鹿馬鹿しさが好きなんです



マフィンと紅茶 これで3.75ポンド 1ポンド230円で計算して、862円・・・ううう高い
それでもここは安い場所なんです。

テートブリテンからバスに乗り、サウスケンジントンまで行き、ヴィクトリア&アルバート美術館に行きました。ここは、私がロンドンで一番好きな美術館です。何故好きかというと、その雑多さがたまらないのです。本当に色々なものが展示されています。特に度肝抜かれるのが、石膏レプリカ展示室(カーストコート)で、ローマのトラヤヌス帝の円柱が半分にわけられ展示されています。ローマに行っても上部はもちろん、下部だってこんなに間近にみることは出来ません。時間がないなか、色々と彷徨っていると、銀器のコーナー、宝石のコーナー、モダンデザインのコーナー、本当に面白い物が次から次へとでてきます。最後にファッションのコーナーに行こうと思ったら、なんとシュープリームスの展示がやっていました。でも、閉館間近で入場できませんでした。残念 ロンドンは確かに面白いけど、それなりに時間をかけなきゃいけない。そのためには、高くて貧しいホテルに泊まらなきゃいけない・・・恨み節となります


今回のV&Aで面白かったのは、Blood on Paper/ The Art of the Book.という展示と、中国のデザイン展(見ませんでした)に合わせたのか?中庭を中国人建築家Yung Ho Chang がインスタレーションしたものです。


Blood on Paperは要するに、アーティストブックの展示なんだけど、入り口にキーファーがどんと置かれ、マティス、ピカソ、ジャコメッティ、ミロから、本当に様々なアーティストの作品が展示されていました。そのなかで、やはり目立っていたのが、ハーストとキーファーでした。ハーストの作品は、修論の指導時に、それなりに目を通していたのですが、New Religion という作品は、当然実物を見るのは、初めてなので、修論を書いた学生にも見せてあげたくなりました。


中庭の張永和による、インスタレーションは、緑色のリサイクルされたプラスティックの産業素材を使用したもので、たくさんの作品で疲れた人々がそのまわりで休んでいました。わたしも、ここでマフィンと紅茶を飲んでやすんだおかげで(シュープリームス展を見られなかったんだけど)

0 件のコメント: