2008/06/10

サン・ドニ音楽祭 カンプラ作曲「レクイエム」


 また、サン・ドニ音楽祭に行きました。今日のプログラムは、フランスの17~8世紀に活躍した、カンプラ、シャルパンティエ、ラモーの作品を扱うもので、メインは、カンプラの「レクイエム」です。

演奏者は、クリストフ・ルセ指揮レ・タラン・リリック、とシャンブル・レ・エレマン合唱団と5人の独唱者達です。実は、その前に隣町の音楽学校でのリサイタルを覗いてから来たので、一曲目のカンプラのDe Profundisは聞きそびれました。二曲目のシャルパンティエのSymphonies pour un reposoir H.515とラモーのQuam dilecta、そしてカンプラのRequiemを聞くことができました。

 席は自由席だったので、遅れていっても後方の席をすぐ確保できました。

この時代の音楽は、自分の研究領域ともかぶるので、興味深く聞きましたが、やはりこの曲を演奏するのに、会場が大きすぎるし、音がこもります。「もやもや」というよりは「もわもわ」している・・笑・・感じ、とにかく曖昧な音で明瞭に聞き取れません。そのなか、ソリストの声がダイレクトに聞かれるとき、私は神を信じ、讃えますと思っちゃうのでしょうか?ちょっと、消化不良気味に会場をあとにしました。

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