2008/06/05

クリュニー美術館=国立中世美術館





 ギメ美術館同様に6月30日まで無料公開している、クリュニー美術館に行きました。1ユーロでイヤホンガイドを借りて、ゆっくり見ました。ここは、ギメほど途方に暮れることはないのですが、それでもおなか一杯になるコレクションです。この美術館一番のメインは「貴婦人と一角獣」のタピストリーでしょう。人間の五感の寓意の5枚と、青い天幕に、Mon Seul Desir つまり「私の唯一の望み」と書かれた謎めいた一枚から構成されています。この一枚は、様々な解釈がなされてきたわけですが、五感を超越する第六感という解釈をとりあえず採用するとしても、謎は謎のままのほうが良さそうです。

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