2008/09/19

川俣正GRANDAMAISON展@ヴェルサイユ建築大学



川俣正の新作を見に、ヴェルサイユ建築大学内にあるアートセンターに出かけた。
新作は、野菜を運ぶ木のコンテナを積み上げるもので、97年のサルペトリエール教会で積み上げた「椅子の回廊」に通じるような作品となっていた。見ていて、川俣さんの造形力に感服した。今回の展示は椅子の回廊等のドキュメンタリーを撮影しているジル・クデールの映像も上映されるもので、それは建築文化財都市の出版物として出版されることになっている。
この作品の制作の前の6月、ヴェルサイユ建築大学で、野菜を運ぶ木のコンテナを使ってワークショップを開いたとのこと、9月21日からはポルトドレの移民歴史都市のプロジェクトも始まるようで、パリの川俣も見逃せない状況になっている。

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