2008/09/09

1930年代美術館へ





オーギュスト・ペレの肖像とマケット、建築雑誌の資料

街には、師匠ペレと弟子ル・コルビュジエの名の付いた通りが交差する

第一日曜日に入場料を無料にする美術館や博物館が多いが、その恩恵をえるため、ブーローニュ・ビヤンクール市の30年代美術館へ行く。ここへは、5月以来二度目の訪問であるが、前回はポンピドゥーの映画をみるため、ゆっくりと見ることができなかったが、今回は比較的ゆっくり見ることができた。


美術館は、順路としてはエレベーターで4階まで登り、下におりてくるスタイルとなっていて、30年代建築やルノー工場などの展示からはじまる。建築の展示は、マケットが中心で、図面などがあるわけではなく、こんなものがこの町に作られた的なもので、さほどみるものがないが、当時の家具や、オーギュスト・ペレやマレ・ステヴァン等の建築家の肖像画などが興味を引く。


階をおりていくと、31年の植民地博にスポットをあて、コロニアル美術の展示や、モニュメンタルな宗教絵画等、マイナーながら、オルセーなどでは見ることの出来ない資料は興味深い。

0 件のコメント: