写真を撮れなかったので、文章で説明するしかないのですが、スウェーデン文化センターの近くに、スイス文化センターもあります。それらは、古い街並みが残り、ユダヤ人街もあるマレ地区にあります。スイス文化センターは無印良品の前の路地をはいっていたところにあるのですが、現在開催中の展示はインパクトがありました。それはスイスのアーティストJohn Armlederがフランスの室内デザイナーJacque Garciaとコラボレーションして、ホワイトキューブの展示空間に、仮設でネオブルジョワアパルトマンを作り上げるというもの。階段をあがり、最初にダイニングルームがあり、リビング、そしてベッドルームが作り上げられている。色調は赤を基本として、日本の屏風や中国の家具、さらにはゴージャスなソファが置かれ、そのまわりにある美術書をゆっくり読むことが出来るというもの。プレスリリースには、装飾の概念について、カントやゴンブリッチ、モリスらの言説をあげて説明しているのだけど、するとアンチテーゼのような展示なのかもしれないが、エンターティメント的要素が強く、そんなお勉強モードはぶっとんでしまう。ｌ
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