2008/07/18

パリのラーメン


ラーメンののぼりが目立ちます。良く日本料理店に、たこ焼き、お好み焼きの赤い提灯がぶらさがっているのですが、中国系の経営者が雰囲気で飾っているだけのことが多いです。

北海道の味噌ラーメン 6ユーロ80だったか? 最近の相場は7ユーロなので、若干安めです。

あんまりお金をかけずに食事がしたいときや、どうしても食べたくなったらラーメン屋に行くことにしています。オペラ周辺の日本人街にはたくさんラーメン屋があり、どこが一番美味しいか試したくもなります。
今まで、ひぐま、サッポロ、かどや、北海道、さとしと試してみましたが、どこも出汁の概念がとぼしく、欲求不満になります。図書館に近い北海道が評判なのですが、ニンニクとごま油の風味が独特で、他のラーメン店より若干安めの値段なので人気があります。今日は大勝軒を試してみたのですが、ここは他のラーメン店と違って日本人の経営で日本人が働いています。さとし という店に入ったのは、あえて中国人のラーメンをトライしてみようと思い撃沈してしまったので、今回は何か安心感がありました。通りに面したガラス越しに、寸胴でしっかりとスープを作っている様子を確認できるので、期待してみたのですが、むやみやたらに醤油味が濃くて、スープの味が全くしてきません。味噌ラーメンが主流のようなパリのラーメン店事情は、分かりやすい、濃い味というコンセプトなんでしょうか?とにかく、そんなに美味しいものではありません。
美々の旅行で、長くヨーロッパを巡り、パリのラーメン店などに行くと、皆さんほっとするので、その利用価値はあるにせよ「この旅行で一番美味しかった・・・」なんて言われてしまうと、こちらとしてもがっかりすることがあります。もっと、味覚を鋭敏にしなきゃと思ったりもするのです。

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