2008/12/08

中世美術館へ行く




今日は月初めの日曜日ということで、無料公開の美術館をめぐった。先の投稿のピカソ美術館のあと、左岸に渡りクリュニー=中世美術館へ行く。こちらに来て、無料公開だった春に出かけて以来、目当ては特別展のCeltes et ScandinavesRencontres artistiquesVIIe-XIIe siècleだった。無料公開ということもあり、この美術館としては珍しく入場するのに20分ほど待たされた。この美術館も改装中のようで、入口の庭に仮設トイレがあったり、展示室の改装をしていたり、またへんてこな現代美術がインストールされるのだったら、困りものだなと思いながら、特別展に入場した。特別展といっても、最初の二部屋の展示なのだが、興味深いものだった。


特別展のあと、足早に一角獣のタペストリーの部屋にいく。日本語のガイドがあったので、それを読んでみると、とんでもない変換ミスを発見「古代哲学者に酔って説かれた自由意志を主張しているのです。」とある。大酒のみの哲学者がいたのかしらと・・ 実は、一つ前のピカソ美術館でもらったビュレンヌの説明文の日本語は、自動翻訳のようなひどさだったので、変換ミスの方がまだ微笑ましいというものか。

0 件のコメント: