2008/12/18

サロネン指揮パリ管マーラー「嘆きの歌」


ロンドン日帰りの翌日、自宅の掃除などをしてゆっくりすごす。夜から、サル・プエイエルでパリ管の定期演奏会へ、Richard Dubugnonという作曲家の新作「ヴァイオリン協奏曲」と、若きマーラーの「嘆きの歌(1880年版)を聞く。指揮は、エサ=ペッカ・サロネン、ヴァイオリンはJanine Jansen、マーラーのソリストはMelaine Diener,Lilli Paasikivi,Jon Villars,Sergey Leiferkusというもの。ヴァイオリン協奏曲はファンクやハウスミュージックを意識したというが、それを意識できなかった。とはいえ、壮大な管弦楽でした。
後半も壮大な管弦楽、なんたって若きマーラー、オケや合唱、歌手の出演費のコストなど考えずに(ハープ6台だし、袖の裏で別編成のオケが必要)作曲したもの、その後の輝かしい交響曲との、類似性といえば、そのまとまりのなさというか・・笑・・気散じ的というか、それでも強引に壮大な管弦楽で曲はおしまいになる。うーーん 壮大な無駄というか、なかなか聞く機会がないので、楽しみました。でも、感動はしません。

0 件のコメント: