2008/11/25

パリを行き交う音楽家たち@Église Réformée de Paris-Luxembourg


パリ在住のオーボエ奏者坂川奈緒子さんから、週末にルクサンブール公園近くの教会で、自ら出演する室内楽のコンサートがあるとのお誘いをうけ、行ってみました。
坂川奈緒子(オーボエ)、田邊武士(ファゴット)、中本陽子(ピアノ)
プログラムは以下の通り
クープラン : 王宮のコンセール 第1番 ~オーボエ・ファゴット
フォーレ : シシリエンヌ ~オーボエ・ピアノ
ドビュッシー : ワルツ "レントより遅く" ~オーボエ・ピアノ
ピアソラ : オブリビオン(忘却) ~ファゴット・ピアノ
ピアソラ : リベルタンゴ ~ファゴット・ピアノ

サンカン : オーボエとピアノのためのソナチネ
ビゼー : オペラ「カルメン」より "花の歌" ~ファゴット・ピアノ
シャブリエ : 旅への誘い ~オーボエ・ファゴット・ピアノ
プーランク : ピアノとオーボエとファゴットのためのトリオ 
アンコールとして オッフェンバック ホフマンの舟歌

パリでは教会でコンサートがよく開かれるのですが、今回の教会はこじんまりとした教会で、玉川大学の礼拝堂を思い出しました。実践に異動する前の勤務先なのですが、礼拝の授業があり、教師もそれに参加していたのです。このとき、はじめて賛美歌を歌うことになったのですが、キリスト教は音楽の宗教であることが良くわかりました。
さて、今回のプログラム 最初から好きな曲ばかりです。プーランクの室内楽は大好きなのですが、そういえばパリでまだ一度も聞いていませんでした。坂川さんの演奏、リードの調子が悪そうなところもありましたが、表現力のある演奏でした。ファゴットの田邊さんは、新婚旅行の最中とのこと、それでアンコールはこの曲になったのでしょう。中川さんのピアノもすばらしかったです。とにかく音楽を楽しんでいるという感じが伝わってきて、好感をもてました。


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