2008/11/21

パリ室内管弦楽団定期 アントナッチのベルリオーズ




19日 パリ室内管弦楽団の定期演奏会をシャンゼリゼ劇場で聞く。ウェーバーの「魔弾の射手」序曲、ベルリオーズ「クレオパトラの死」幕間後にシューベルト交響曲9(8)番グレートというプログラム


お目当ては、アントナッチが歌うベルリオーズだった。アンナ・カテリーナ・アントナッチは、2002年の新国立劇場マスネ「ウェルテル」のシャルロットを聞いたのが最初でしょうが、今年は同じくシャンゼリゼ劇場の「ファルスタッフ」アリーチェに続き二度目、いつ聞いてもすばらしい歌手です。このクレオパトラの死は、過激な表現で知られていますが、熱演というのにふさわしいものでした。


そして、メインのグレート フルトヴェングラーのグレートで育った耳からすると、ここで流れている音楽は明るく快活すぎるもの、テンポも速くて指揮者も本当に楽しそうに振っている。フランスで聞くグレートといった感じでした。

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