2009/02/01

ル・ポエム・アルモニークの山賊コンサート@オペラコミーク座




フランスでは29日は全国的にストでした。その日は、オペラコミーク座のフラ・ディアヴォロというオペラに行く予定でしたが、会場についてみると、やはり 中止でした。当日のチケットは、31日に振り替えとなったのですが、そのお詫びなのか30日のコンサートのチケットも無料で(しかも2枚も)くれるまし た。30日は、実はサル・プレイエルでサラステ指揮のラジオフランス管による、マーラーの交響曲第6番のチケットも持っていました。その席は、舞台上の席 で、この曲の第四楽章のハンマーの場面を間近で見ることができたかもしれません。しかし、マーラーの6番は日本でも聞けるし、いただいた券が滅多に座るこ とないオペラコミーク座のオルケストラの席であったこと、さらには、リュリのオペラの演奏で注目していた、古楽器のグループLe Poème Harmonique.が出演するため、ハンマーはあきらめることにしました。コンサートは、フラ・ディアヴォロというオペラが盗賊の話であるため、 Chansons de brigands et romances d'autrefois.つまりは山賊の歌とだいされたもので、様々な古楽器を間近で聞くことができるとともに、何よりも楽しいコンサートで大満足でし た。
ところで、この団体 以前上野の西洋美術館で、ラ・トゥールの展覧会が開かれたときに、絵画に描かれている楽器に注目し、その演奏を聴くというコンサートがあったようです。ネット検索していると、その様子が出てきたのですが、そのときには気づきませんでした。西洋美術館もなかなかやるものです。
私が、このコンサートを選んだ理由は、マーラーの6番は日本でも容易に聞くことができるという理由が大きかったのですが、この団体、なんと4月に来日することになっています。神奈川県立音楽堂のコンサートは学生割引があり、24歳以下の学生さんは2000円です。これは買いですよ!
http://www.kanagawa-ongakudo.com/event/event-38352.html
↑4月19日です。
日本に帰って新しいゼミが始まったら、このコンサートをゼミ研修の一環として行きたいと思いましたが、何人参加できるかもわかりませんので、今のところ無理ですね・・・ただ、このコンサート、すぐに売れ切れとなるわけではないでしょうから、そういう機会があれば、企画したいなと思いました。

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