2009/02/19

ブースマンス「輪舞」@バスティーユ アンフィテアトル




新春のブースマンス作曲「王女イヴォナ」=「ブルゴーニュの王女イヴォンヌ」の公演は、体調が悪くて第一部で帰ってしまった。同じ作曲家の「輪舞」(いわ ずもがなシュニッツラー原作=リュック・ボンディの台本)がバスティーユのアンフィテアトルで上演されたので見に行った。先週末から、風邪気味で体調が悪 かったのだが、ここ数日家にこもって養生していたら、どうにかオペラを見ることができた。
さて、リュック・ボンディもブースマンスも、モルティエ総裁のモネ劇場以来のつながりなのだろうが、今回の演出はなんとハリー・クプファー、オ ペラ・スタジオ・ネーデルラントによる上演だった。クプファーは赤い布と白い布を使い分け、それぞれの性愛を表現したのだけど、最後に娼婦が掃除夫に足蹴 にされて、頭から血をながしながら、それでも人生は続くで後味悪くおわる。ところで、席取りに遅れて字幕がよく見えなかったのだけど、tu とvousを使い分けていたのだろうか?翻訳者はそれを考えていないかもしれないので、リュック・ボンディ自身がdu とsieをどのように使い分けているのかは、分からないのだけど 少し気になった。

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