2008/08/02

フーゴ・バルのカラワネ@キャバレー・ヴォルテール





会期末が近づいているポンピドゥーセンターの『聖なるものの痕跡展』。そのなかには、、フーゴ・バルが1916年にチューリヒのキャバレー・ヴォルテールで行った、パフォーマンスを再現するビデオの展示がある。それは、カラワネという音響詩で、言葉自体は全くいみがない詩を朗読するもので、バル自身は青い服来て、青と白のストライプのお馬鹿な帽子をかぶり、金色の紙で出来たマントを着用していた。そういえば、先日チューリヒに行ったときに、そのキャバレー・ヴォルテールの跡地のプレートを発見したことを思い出した。いわずもがな、ここがチューリヒ・ダダの発祥地となる。そしてここに集ったのが、モンマルトルの住人となったトリスタン・ツァラだったのだ。うーん、このブログの話ともつながるではないか!

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