2008/06/23

総力取材 音楽のお祭り@モンマルトル その1


フォークソングをノリノリで歌う人々

サクレクール前の階段のシャンソン歌手

ユトリロ通りの方にはジャズが流れ

モンスニ通りでは、クラシック グリュックの音楽が流れていた

テルトル広場近くではロックバンド

音楽のお祭り すごかったです モンマルトルの丘は音楽の無法地帯とかしていました。
写真をたくさん撮ってきたので提示しましょう。

2008/06/22

音楽のお祭り


ベルヴィルの交差点の華僑の子どもたちのコンサート


モンマルトルのアトリエ座の前もコンサート会場に

パリのあんみつ娘発見

今日は夏至 実は私は夏至に生まれたので(誕生日は明日) この日を音楽の祭典の日としているパリは素敵だと思っております。今日中華街に買いだしに行くと、華僑のみなさんが街角で歌っていました。気持ちがよいので、地下鉄一駅分散歩すると、カフェの店先ではロックバンドが演奏し、モンマルトルに着くと、至る所でコンサートをやっています。本当に音楽を楽しんでいるかんじです。


今、アパルトマンの窓をあけていると、外のカフェの店先からの演奏が聞こえてきます。この感じは何かに似ているなと思っていたのですが、そうです 大学時代の学園祭の感じに似ています。今日は22時からルーヴルでパリ管弦楽団の無料コンサートもあります。こちらは今午後7時30分、これから町に出て、色々な音楽を聴きにいくことにします。

2008/06/20

ハイティンク指揮ロンドン交響楽団@サルプレイエル



帰宅する際 地下鉄にはジャパンエクスポのポスターが貼ってあった。デスノートの小畑健が来るらしい。さっと見た限り、エックスジャパンのコンサートの告知はなかった。

 改修されたサル・プレイエルは、音楽都市によって運営されているが、改修と同時に、天下のロンドン交響楽団もレジデンスオケの一つとなっている。その二年目のシーズンの最終プログラムは、ベルナルド・ハイティンク指揮によるリヒャルト・シュトラウス『英雄の生涯』をメインとするもので、そのオーケストラの機能を十二分に発揮したすばらしい演奏だった。


 プログラムは、前半に何故か?モーツァルトの25番交響曲と、シュトラウスの「ドン・ファン」、休憩はさんで『英雄の生涯』というものだった。映画「アマデウス」での使用でしられる25番を、このシュトラウスプロに据えた理由が今ひとつ理解できなかったが、ハイティンクは結構淡泊に振っていた。実は、生のハイティンクを聞くのは初めてで、以前シャンゼリゼ劇場での国立管のラヴェルプロの指揮がキャンセルとなり、イタリア人のガッティに変わってしまい、疎遠となってしまった。


 ドン・ファンはクラシックを聴き始めた最初の頃から好きな曲で、ジョージ・セルのうなり声入りで育った?私だが、その最初の一音に鳥肌たってしまった。まあ、それが持続するような曲ではないのだが、特にオーボエの美しい音色に魅入られるとともに、ホルンの上手すぎるほどの響きに圧倒された。休憩の際に、フォワイエに行くと、今日は銀行のソシエテ・ジェネラルの顧客招待日みたいのようで、奥が貸し切り状態で、シャンパンが振る舞われている。そういう企業文化のようなものが日本に欠如しているように思った。


 さて、メインの『英雄の生涯』であるが、実は一つだけ不満なところがあった。それは英雄の伴侶の動機を奏でる独奏ヴァイオリンで、女性的ではあるが、英雄と比較して線が細すぎる印象を受けた。それにしても、この曲はまさにオケの実力を問われるもので、名手揃いのロンドン交響楽団のすごさを実感した。終演後、たまたま席が隣になった日本人の方と意気投合して、ビールを一杯飲んでから帰宅した。

2008/06/18

レザール・フロリサン ヘンデル作品の夕べ@音楽都市


音楽都市の「祭典と犠牲」シリーズの最終日、レザール・フロリサンの演奏による、ヘンデル「聖セシリアの日の頌歌」をメインとするコンサートに行く。ちょうどユーロ2008のイタリアvsフランス戦と重なっていたため、少し残念だったが(結局フランスは2-0で負けてしまった)魅力的なコンサートを優先するのは当たり前だろう。

さて、レザール・フロリサンの音楽を聴くのは、渋谷のオーチャードホールで行われた、ラモー「レ・パラダン」以来である。今日のコンサートの指揮は、いつものウィリアム・クリスティーではなく、なんとテノール歌手のポール・アギュニーだった。彼はクリスティー以外にも、ミンコフスキー、コープマン、ガーディナー、アイム、ヘレヴェッヘ等々古楽のスペシャリスト達と共演を重ねていて、ラモーでいえばミンコ&ローラン・ペリによるすばらしい舞台「プラテ」のタイトル・ロールを歌っている。


しかし、指揮の活動は知らなかった。独唱は、ソフィー・ダヌマン(ソプラノ)とエド・ライアン(テノール)


プログラムは以下の通り

Georg Friedrich Haendel
Zadok the Priest, coronation anthem HWV 258
My Heart is Inditing , coronation anthem HWV 261
The King Shall Rejoice, coronation anthem HWV260
entracte
Ode for St.Cecillia's Day HWV76
Les Arts Florissants, choeur et orchestre.
Paul Agnew, direction
Sophie Daneman ,soprano
Ed Lyon, tenor

まず、アグニューの指揮ぶりだが、これが結構笑える。両手が一緒に動く感じが幼稚園のお遊戯のようでもあり、身体を動かしすぎの感じもする。とにかく、クリスティーやミンコフスキーのような洗練さはない。作り出す音楽は、歌手だけあって、歌をよく歌わせるが、リズムの意識が低いようで、躍動感に乏しい。しかし、そこはなんと言ってもレザール・フロリサン、トランペットの音程が多少不安定だったにせよ、アリアを伴奏するソロ楽器(チェロやフルートトラヴェルソ)の妙技も加わり、上質の音楽を奏でていた。歌手も、ダヌマンの出来もすばらしく、久しぶりに充実した音楽を聴くことが出来た。

2008/06/16

束の間の庭@パリ市役所






ポンピドゥーセンターのあと、オテルドゥヴィルまで行くと、広場が庭園に様変わりしている。見ると8月17日までの「束の間の庭」という展示で、なんと睡蓮やパピルスまで植え付けられている池まで作られている。周りには、様々なパネルがあり、パリ市は生命多様性を擁護するなんて書いてある。これは、地球温暖化対策やエコロジー等のデモンストレーションなのだが、その規模の大きさに圧倒される。

ドミニク・ペロー展@ポンピドゥーセンター






 フランスの国立図書館の設計で知られる、ドミニク・ペローの展覧会がポンピドゥーセンターで始まった。展示はespace 315で開かれており、入場すると最初に出世作でもある国立図書館のマケットが置かれている。それを展示番号1として、その他3×3mぐらいの正方形の展示コーナーが、18用意され、それとは別にビデオプロジェクションのスペースが設けられていた。ビデオのコーナーは、ペローが良く用いるメタルの織物で仕切られている。

 実は、我が家にはペローが国立図書館のためにデザインした椅子がある。というのも、1998~9年に、今はなき?六本木のTN Probeという大林組のメセナで成立してたギャラリーで、「ドミニク・ペロー ― 都市という自然」展が開かれ、その際に購入したのだった。そのときは、国立図書館の他、ベルリンのヴェロドロームぐらいしか実際に作られていなかった頃で、まだ若手といった感じだったが、それから10年たって、今ではフランスを代表する建築家の一人となっている。手がけている仕事も、十日市の能舞台や、大阪の富国生命ビルの建て直しといった日本での仕事も含め国際的になっている。

 前に、私はペローとレンゾ・ピアノのスケッチの比較を、どこかのメーリング・リストに投稿した記憶があるのだが、そのときはピアノの線の美しさを称えたと思う。久しぶりに、ペローのラフスケッチを見ると、この人のスケッチは絵でなく、概念的な記号でしかないように思えてならなかった。私にとって、そこがペローのつまらなさであるのだが、色々な仕事をみてみると、盛んに空間を覆う(ラッピング)するという試みも、その延長線上にあるのではないかと思った。

 つまり、ラッピングするということは、外部と内部の境界線あるいは境界面をつくることであり、そこの線や面に対して、素材や質感に対するフェティッシュな追究がなされるにせよ、それは建築にとっては二次的なことであるように思えるからだ。というか、ペローの面白さは、この境界面の質感にのみあるのではと思えてくる。例えば、国立図書館の閲覧室に降りていくエスカレーターにのると、メタルの織物の皮膜に包まれるような感じは面白いが、それ以外は空虚な空間のような気がする。光が充溢しているなんて感じでもない。また、中庭の森も、ガラス面に映し出されるスクリーン=絵画としての森にすぎず美しいかもしれないが、理念的すぎることが鼻につく。

 ところで、ビデオコーナーに、ペローがマルセイユで共同制作したバレエの映像が流れていて、興味をもった。それは「輝く都市」という作品なのだが、無論ル・コルビュジエのユニテ・ダヴィタシオンが、その源泉となっている。そこには、モデュロールの人間像がメタルのついたてに投影されつつ、コンテンポラリーダンスが成立していて興味深かった。

2008/06/14

人の連なり



ここは駅ではありません。非合法的な誕生日プレゼントらしいです。

今日は、芸大で知り合ったフランス人映像作家の家にお呼ばれしていて、なんとムフタール街にある、アパルトマンへ、ここは当然のようにエレベーターはなく、階段を登った。部屋に入ると、ちょっと髪の毛が後退したBさんと奥さんのMさんが迎えてくれた。また、二人の友人で文化庁の在外研修でこちらに来ているビデオ作家のKさんを紹介されることに・・・・しばらくすると、今度はW大学の教員で、僕と同じようにサバティカルでこちらに来ている現代フランス演劇とアートマネジメントを専門とするFさんが加わり、Mさんの料理をいただくことになった。メニューは、前菜としてホワイトアスパラガスとサモサのような詰め物、メインはちらし寿司というもの。色々と、お話をしていくうちに、KさんとFさんと私には共通の友人がたくさんいることが判明し、しかもK大のKさんも、同じくいまパリに滞在中であることを知った。世の中は狭い。お互いの大学の情報交換やら、夕刊フジ的な情報も交換していくうちに、時計は1時をまわってしまった。しかし、週末の地下鉄は深夜まで動いているとのことで、2時過ぎには自宅に帰り着くことが出来た。BさんMさん夫婦にはごちそうになったので、今度はモンマルトルの中庭でもてなしたいと思った。