2008/12/05

フィデリオ@ガルニエ


指揮者の左ががっかりのケーニッヒ 右側が熱唱のデノケ


帰りはオペラからトリニテまで歩いたのだが、その途中クリスマスイルミネーションのデパート

楽しみにしていたヨナス・カウフマンの「フィデリオ」のフロレスタン 9回公演あるのに、2回は別の歌手が歌うことになっていて、その2回のチケットを買っていたことに最近気づく。仕方なく、もしかして拾いものかもとガルニエに行ってみたが、ハンサム長身スリムなカウフマンとは180度違う、太っていてむさ苦しい歌手。牢獄に長く閉じこめられていたにしては、体格良すぎで、笑ってしまった。声も途中で裏返るし、金返してよと言いたくなる。これは、もう一度当日券でも並んで行かなければならない。
レオノーレのデノケはとても良く、久しぶりに聞くベートーヴェンの賛歌は感動的であった。
帰り際、サロンでは豪華なディナーの用意がされていて、着飾った紳士淑女たちが集っていた。



悔しいので、youtube にあったカウフマンのフロレスタンをのせることにしよう。







2008/12/04

マリア・カラスとスワロフスキー


ガルニエ宮では、マリア・カラスが舞台で身につけたスワロフスキー製の宝飾品の展覧会が開かれています。どれも美しいのですが、これはカラスが身につけてこそ、その価値が高まるといったようなものばかりです。

トリスタン3回目 そして とうとう見納め


今回3回目の上演となったヴィオラ・セラーズのトリスタン、モルティエ総裁時代の一つの目玉であろうが、モルティエ総裁が辞めるからなのかは知らないが、今回の上演が最後という。その最終日、つまりはパリでの上演の最終日の公演をみた。隣の青年が異常なほどノイズに反応する神経質(近くで咳する人がいたら、いちいち睨む、メモを取ることも許さない感じで、いい迷惑だった。自分は、変な匂いのする塗り薬を上演中塗っているくせに・・・)で、疲れたけど、11月の公演では調子が今ひとつだったイゾルデ役のマイヤーも復活していて、すばらしい出来だった。 今回やっとちゃんとした「愛の死」を聞けて良かったし、トリスタン役のフォーヴィスが全幕通して良かったのだ。それにヴィオラの映像とワーグナーの音楽の融合のすばらしさ、それにビシュコフとオペラ座管の演奏のすばらしさも拍手をあげたい。とにかく、その最後の機会に接することが出来たことを、何よりも感謝したい。

ピエール・ブーレーズ指揮パリ管弦楽団@ルーヴル




今ルーヴルでは、ピエール・ブーレーズの展覧会が開かれています。音楽と絵画の関係性を扱う、とても興味深い展覧会で、詳しいレポートを書くつもりです。その関連イベントで、ブーレーズ自身が指揮するパリ管のコンサート(ストラヴィンスキーの「火の鳥」)がありました。閉館日=火曜日の夜8時から、ルーヴルのピラミドの下で行われたのですが、このコンサート入場無料でした。ただ、2時間前から寒空の下で並ぶのは辛いし、席もなく立ち見(あるいは地べたに座る)なので、風邪ひいたらいやだなと思い、自宅での鑑賞となりました。
というのも、こちらのテレビ局=フランス3のサイトで生中継されたからです。PCからの音声なので、生の音にはかないませんが、ブーレーズの表情が良くわかります。今年83歳ということが、全く嘘のようです。来年2月に彼と内田光子のコンサートのチケットは確保しているので、今回はPCで我慢というわけです。

ライモンダ@ガルニエ




バレエはあまりよく知らないし、それほど観ていないのですが、ヌレエフ版のバレエはとても興味があります。本当だったら、プロコフィエフのロミオとジュリエットが観たかったのですが、残念ながら滞在中にその上演はなく、クリスマス公演として「ライモンダ」が上演されました。チケットは既に殆ど完売、残席は立って観るしかない10ユーロの席か、当日券のみ 結局10ユーロの席を確保して、立ったり座ったりしての鑑賞となりました。
配役は以下の通り
1 décembre 2008 à 19h30 RAYMONDA Marie-Agnès GillotJEAN DE BRIENNE José MartinezABDERAM Nicolas Le RicheHENRIETTE Dorothée GilbertCLEMENCE Emilie CozetteBERANGER Josua HoffaltBERNARD Florian MagnenetLA COMTESSE Stéphanie RombergSARRAZINS Géraldine Wiart, Simon ValastroESPAGNOLS Aurélia Bellet, Christophe DuquenneLE ROI Emmanuel Hoff
主役のライモンダよりもヘンリエット役のドロテの人気が高くて、少し可哀想になったけど、それも仕方ないくらい花があった。3幕もので長いのだが、時間が経つのを忘れるぐらいで、とても楽しめた。


2008/12/02

リールに行ってきました


手短に リールの美術館で北欧絵画の展覧会に出かけました。今日本では、ハンマースホイ展が開催中かと思いますが、それを担当した学芸員さんが来仏しており、一緒に出かけたのでした。

マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団のコンサート


シャンゼリゼ劇場で、マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団のコンサートを聞く。
プログラムは、モーツァルトの交響曲36番「リンツ」とブルックナー交響曲第4番「ロマンティック」
フランスのオケを聞き慣れている耳には、バイエルンの音は重厚で渋みのあるドイツの音に他ならない。また、本当に精緻なアンサンブルは、ただただすばらしいの一言。ヤンソンスのブルックナー、それでも趣は明るく、高らかに音を鳴らし感動的だった。